日記 七月七日(平成廿八年)
早朝から、刈払い機で森下さんのところの草刈り。あまりに暑くなってきたので、手鎌に持ちかえ11時頃から昼までお家の裏の斜面(日陰になっている)の草刈り。この時点で汗だく。
一旦帰ってシャワー、ビール、昼飯(この時期は素麺にかぎる)、昼寝。
15時頃から再開。刈った草を熊手で集め、バケツに入れて運び、畠に敷く。たちのぼる刈り草の匂いがいい。ただこれがけっこう時間がかかる。鶏小屋(未完成)の前は草を集めるだけにして(写真)、畠仕事にうつる。
段畠の里芋に土寄せ、草寄せ(写真)。棚田の見まわり。段畠に今季最後の小豆、黒豆を播種(ニワトリの餌のミミズを獲りながら)。
種播きは同じ作業のくり返しなので、量が多いとイヤになってくる。しゃがんで俯いた姿勢でやるから、腰も痛くなる。そういう時は、一度立ち上がって伸びをして、空をあおぐ。近ごろは空の青みも増して、夏雲の形もおもしろいから、合間に空を見るといい気分転換になる。それでもしんどい時はタバコ休憩をとる。
この後、野菜の世話などちょこちょこしていたら日が暮れた。
ここ一ヶ月ほどは、田植えや種播きやらで他の事があまりできなかった。田んぼ畠のほうは一段落だが、草刈りの仕事がたまっている。きのうも別の人から草刈りを頼まれた。ひとつひとつ片づけてゆくしかないが、あしたから三日間ほどは雨模様らしいから、野良仕事は野菜の移植くらいにして、かわりに、乱れに乱れている家の掃除でもしよう(休息もかねて)。それから、久しぶりに本を読んだり、ものを書いたりしよう。